先週の日曜日、演奏会が終わりました。
お疲れさまでした。
結果から言うと、演奏会は成功でした。
うちのオケは、我ながらすごいです。
なんだかんだ不安を抱えつつ、これまで毎回、成功させることができているのですから。
「成功」とは、お客さんや一緒に演奏している仲間たちと音楽を分かち合えること、そして、
お客さんに「この演奏会に来て良かった」と思ってもらえることだと、私は思っています。
そして、自分の反省。
今回は特に、ビビリ過ぎました。
演奏会の1ヶ月以上前から、「2楽章のソロで、めっちゃ失敗したらどうしよう」みたいな
意味のない不安だけを抱えて、死ぬ程忙しかったので、そんなに練習もできず、
ワナワナ震えてたわけです。情けない。。。
ビビリは今に始まったことではありません。
物心ついた時から、自ら望まないリスク(注)を突きつけられると、
必要以上に怯える傾向がありました。
(注)写真を取るために高い塀に座らされたりとか、SL機関車に座らされたりとか。
遠足でお弁当食べるとき、一番嫌いな男の子と一緒のシートで食べる羽目になったうえ、
野良犬にお弁当狙われて生きた心地がしなかったこととか。全部、写真に残ってます(泣)
話は戻りますが、必要以上にビビった割に、本番前に必死で練習したからか、
本番ではまあまあ上手くできたんです。
めでたし、めでたしです。
多分ですが、ものすごく客観的に考えてみると、ビビってもビビらなくても
練習すればできたソロなんです。
つまり、ビビってる暇があるなら、練習をしなさい。
ビビって音出すくらいなら、失敗を恐れず、勇気を持って、スッと音を出しなさい、
という結論になるんです。
人生も一緒です。
ビビってもビビらなくても、結果は大きく変わらない。
ならば、ビビらず自信を持ってスッと前に出る方がいいんです。多分。
またオーボエに教えられました。
情けない自分と、少し大人になった自分。
とにかく、最後まで諦めずにがんばった自分はエラかったと、褒めてあげることにします。
「ビビらなくてもよい」
それを、これから体に刻み込んでいきます。
ちなみに、自ら望まないリスクを強要されるのは大嫌いですが(誰でもですね)、
自ら望んだリスクには、割と何も考えずに飛びかかっていく傾向もあります。
飛びかかれるうちが花でしょうか。