和み交響楽団。
「和み」、Nagomi。
最初は、ん?って違和感もあったけど、言い慣れました。
今日は、北大路のリハーサル室で練習でした。
本番前の不安な時期に入り、
「いつもの若々しさがない」と指揮者に言われましたが、
練習の最後はみんな熱く演奏してました。
音楽を自分の手で奏でることは、音楽を聴くのとは違う特別な体験です。
もし楽器ができないという人でも、歌ったり、太鼓を叩いたり、
ギターで音をポロンと出すだけでもいいから、やってみてほしい。。。
心が解きほぐされるはず。楽しいです。
一人でやっても楽しい音楽。
60人でやれば、超ミラクル楽しい行為のはず。
But、それって簡単ではありません(涙)
テンポとか、息を吸うタイミングとか、ピッチ(同じ音の中の周波数)とか、
音を鳴らすタイミングとか、音量とか、いっぱいいっぱい、い〜〜〜〜っぱい気を使います。
それでも、「ピッチ高い」って指摘されて超凹むんです。
しょうがないです。だって60人やもん。
マイペースの私には修行みたいなものです。
でも、本番、モーツァルト先生がこの世に残してくれたunbelievableな音楽を、
みんなが一つになって奏でることができたら、明日世界が終わってもいいかな、なんて思ったり。
シューマン先生の雄大な音楽とその中に盛り込まれた驚きとか悲しみとか愛とかロマンスとか、
いっぱいあり過ぎる想いを、みんなで一挙に爆発させられたら、
打ち上げで飲み過ぎて、次の日会社に遅刻して上司に怒られても、
「まぁ、えっか。」「あんなにすごい演奏できたから」ってなりますね。
とにかく、「下手でもいいから楽しく演奏したい」というのは違います。
かと言って、「上手に演奏したい」というのも全然違います。
しいて言うなら、「みんなが一つになり、音楽を通してすばらしい体験をしたい。お客さんも一緒に。」
という感じでしょうか。
本番まであと少し。
書いてるうちに熱くなってしまいました。
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