この本が大好きです。
少女の頃から、「赤毛のアン」を40回くらい読んでいますので、
それは私にとって、生きていく上でのバイブルになっています。
で、この本は数年前に出会い、半年に一回くらい読みたくなって、
今5回目くらいでしょうか。
読書の楽しみは、いろんな本を読むことだけではないと思います。
大好きな本を何回も読む。
自分のために存在している本というのがあって、
そういう本たちは、読む度に自分に何かを教えてくれます。
高校生の新二や連や守屋先輩は、きっと、一生私よりも大人びて、
私に人生のすばらしさや、一生懸命取り組むことの美しさを教えてくれる気がします。
2007年の本屋大賞。
第28回吉川英治文学新人賞。
佐藤多佳子作。
P.S.
この作品は3部作です。なので、本は3冊あります。
私のように間違って第3巻から読んだとしても(仮に)、
おもしろいです。