音楽との出会い

忙しい日々が続き、

1週間ほど休み、

そしてまた1週間以上働く。

そんなことが多い夏のコンサートシーズン。

体力勝負です。



今日は、治さんと一緒に伊丹空港に来ています。

伊丹空港のスタバで涼をとりながら、二人ともお勉強。

家から自転車で20分程行ったところに空港があるなんて、これはちょっと嬉しい。

そして、帰りに伊丹のイオンモールに行ってみよう。

やっぱりウミダは好きじゃない。



ところで、先日お仕事で出会った音楽がとてもステキでした。


ヴィラ=ロボス(ブラジル)のブラジル風バッハ。

ブラジルみたいに陽気なイメージの国にも、あのしかめっ面のバッハ好きがいて、

その人がバッハの音楽様式を取り入れて曲を書くとこんな風になると。

CMとかにも使われてそう。

風の気持ちいい夕方に聴きたい曲。



16~17世紀のルネサンス期にヨーロッパで大流行したリュート奏者ジョン・ダウランドの曲。

リュートというのは、ちょっと大きめのギターみたいな楽器なんですが、

特に貴族とか王族の人たちが、「上流社会の人間たるものリュートぐらい弾けなくちゃね」

ということで、こぞってリュート奏者にリュートを習ったそうな。

で、この曲、どこか寂しげですね。

メランコリックというか。

このメランコリックな雰囲気が当時のヨーロッパで超流行したそうで、

リュートの曲は基本暗い、いやメランコリック。

メランコリックであることが何よりおしゃれ、だったんだそうです。面白いですね。

ヨーロッパ中で流行ったリュート音楽も、現代のヒットチャートを賑わす打ち込み系ポップミュージックも、

たくさんの人に聴かれるというのは、その音楽にとってとても幸せなことですね。



アストル・ピアソラの”アヴェ・マリア”。

いつかオーボエで演奏してみたい。



他にもたくさん。

仕事を通して出会えた素晴らしい音楽に、

どこまでもお客さんな自分は感動しっぱなしでした。