L.A.通信3/Hollywood Bowl

本拠地Walt Disney Concert Hall でLAフィルを聴くことはできませんでしたが、

Hollywood BowlでLAフィルを聴いてきました!

Caroline(綴りが間違っていた)のお家からHollywood/Highland駅までバスで行き、

そこから、有名なハリウッドの看板(?)がある丘をひたすら上ると、

そこには、1万7千人以上収容できる野外コンサートホール、すなわちHollywood Bowlがあるのです。

1万7千て、大阪のシンフォニーホールの10倍!でかい!




昨年から海外のたくさんのオケを聴いて、

お仕事で自分とこのオーケストラもいっぱい聴いて、

今回、LAフィル(世界が愛する指揮者ドゥダメル音楽監督です)も聴いて思ったのですが、

恥ずかしながら、どこのオケの何がいい、とかそういうのやっぱり説明できない。

”今のがいい演奏だったかどうか”、それくらいのことしかわかりません。

(こういうことはあまり書いて残したくないけど、本当のことだからしょうがない)

でも、”今のがいい演奏だったか”、それが何より大事なことじゃないかなと思ったりもします。



今回、LAフィルの演奏を聴いていて嬉しかったのは、

野外ならではの色々な条件の中で、最高の演奏をしようと熱を込めて演奏していたことです。

野外でクラシック音楽を演奏するのって、けっこう大変だったりするんですよね。

1万人近いお客さんと、本気のチャイコフスキーや本気のプロコフィエフを共有するのって、

けっこうエネルギー要ると思うので。




とにかく、”いい演奏”って何かと言われれば、また聴きに来たいとお客さんが思う演奏です。

演奏に限らず、いい仕事ってそういうものかなと。

オーケストラで言えば、そういう演奏を1回1回、1年で100回以上あるコンサートで続けていくこと、

それが愛されるオーケストラへの道なんですね、きっと。

という、自分のためのメモでした。