深夜のテンションで

2022年はとうとう一度も書けなかったakonin blogです。

でも、何かに迷ったり、立ち止まったり、節目節目ではやはりお世話になる場所。

 

あと1週間とちょっとで、人前で話す仕事をします。

メインではなく、ファシリテーターとしてですが。

それでも、プレッシャー、不安、半端ないです。

なぜ、こんな大それた企画をやろうとしてしまったのか。

まるで、誰か他人がやってくれるかのように錯覚してのんきに企画を立て、

それがすんなり通ってやることになってしまって。

改めて理解した、人前で自分を晒す演者さんたちの覚悟や恐怖。

(いつもは裏方だからわかってなかった。ごめんなさい)

ここを乗り越えられたら、舞台に立つ醍醐味みたいなのを垣間見ることができるのかな。

 

「どんなにしんどい仕事も、いずれは終わる」

前の職場でお世話になった上司の言葉がほんと真理で、

深夜にブログ書かないと無理になるくらいの仕事も、必ず終わる日がくるんだよね。

時間は止まらないから。

そしたら、やっぱり、時間の流れの中で精一杯もがいて、泳いで、

やるだけのことをやるしかなくて。

どっちにしても、終わっちゃうんだから。

 

いや〜、深夜のテンション。

自分の中の、相田みつをさん的な人がちょっと顔出してる。

最近の名言。「階段は無料のジム」

いや、ほんまやん、って思った。

1日に4階分のぼると良いらしい。(無理やで)

 

あおちゃんが先日3歳になり、ぺっちゃんもまもなく5歳。

毎日、早起きさせて保育園に連れて行き、彼らにいろいろな夢を抱いて習い事をさせてみたり、

創造の種植え的にワークショップに連れてってみたり。

ほんと、夢を見させてくれてありがとう。

大人の事情で、色んな意味で急かすことになってしまっていて申し訳ない。

ゆっくり成長してくれたらいい。

元気でいてくれるだけでいい。

ほんとはそう思ってるんだけど、その発想に辿り着く前に1日が終わってしまうんだよね。

何せ、毎日が総力戦なもので。

 

今年もたくさんの幸せを見つけられますように。

世界に小さくても平穏な日常が訪れ、時間がゆったりと流れていることを感じられますように。

 

終わったら、「○○の湯」的なとこに行くぞ〜。

 

 

 

バターチキンカレーと未知のフィールド

振り替え休日というやつで、

バターチキンカレーとチャプチェとピーマンのおかかじゃこ炒めと、あとアボカドクリームパスタを作りました。

ユーチューブでジャズ流しながら。

ダラダラせずに、我ながらよくがんばった。

がんばらなくていいよという世間のメッセージに甘えて、ほんとにがんばらないので。

休日に子どもたちをみてくれた治さんには感謝しかない。

 

 

7月末でオーケストラを退職し、8月から別のアート関係の仕事をしています。

どちらかというと美術系の展示会のオペレーションに参加しながら、

自治体と地域で活動するアーティストたちをつなぐようなお仕事をしています。

今まで出会わなかったような人たちに出会ったり、

オーケストラという100年以上かけて完成された芸術組織とはまた違った形で社会にアートを送り出す人たちがいたり、

自分の大好きな芸術とかアートとかアーティストとか、

思いも寄らない転職だったけど、未知の世界に来てよかったと思っています。

あんなにオーケストラが大好きだったんですけどね。

 

 

自分はこれからどこに行くんだろうとふと思うと同時に、

真面目人間だったので、後先をちゃんと考えずに転職したことは本当に驚きです。

全くわからない未知の冒険。

でも、好きだと思える場所にまだ立ってられてる。

感謝(合掌)。

先がわからないって、案外いいかも。

 

 

育児と家事をどっちがいっぱいしてるかでバトルになりがちですが、

治さんに感謝のバターチキンカレーが届きますように。

夫婦は愛情半分、憎しみ半分って、何かの人生相談の回答者が言ってたな。

夫婦って、不思議な関係だなと思う今日この頃です。

 

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石清水八幡宮頓宮での作品設営に立ち会えました。

 

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家族で参加したワークショップ。

 

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仕事で訪れた京丹後の海がきれいすぎた。

 

 

 

楽しかった育児休暇に、ありがとう

めっちゃ楽しかった。

ほどほどにしんどかった。

たまにストレスもあった。

そんな育児休暇が終わり、明日からまた働きに出ます。

 

2017年の12月に最初の産休に入ってから、3年半弱。

間に半年だけ仕事復帰したけど、また入院からの2度目の出産で休みに入り、

出産と子育てにがっつり向き合った、向き合えた3年間でした。

しんどいこともあったけど、充実した豊かな時間。

支えてくれた治さん、実家の母に心から感謝です。

そして、世界を広げてくれた、ぺっちゃんとあおちゃん、ありがとう。

 

23才で社会に出て65才の定年まで働くとして、

ちょうどキャリアの真ん中らへんでのブレイク、残りは半分、

と思ってたけど、そんなこともない。

人生は65才が終わりじゃない。

それより早まるのか、もっと続くのは誰にもわからないんだけど。

 

とにかく。

ほぼ「仕事」のみがアイデンティティーだったのが、

「仕事」はもちろん、「生活」、「家族」、「自分」など、

枝葉がついて、アイデンティティーもゆるやかに広がりました。

「仕事」だけじゃなくなった今、年を取るのが楽しみという人たちの気持ちが、

少しだけわかります。

 

明日から、早起き、保育園送迎、帰宅後の怒涛の時間。

平日はこの繰り返し。

その中で、どれだけリラックスした時間を過ごせるのかわからないけど、

そもそも、そんな時間をまだ諦めていないことが意味不明、

と言われるかもしれないけど、

でも、1分でもリラックスできる時間を見つけたい。

そんな心境の育休最後の日曜日でした。

 

明日は、手ぶらで職場にいくぞ。

いや、それは無理。

でも、荷物は最少に。

コロナには気をつけて。

 

ありがとう、楽しかった育児休暇。

 

 

 

 

 

公園でのこと、これからのこと

4月1日からの3日間、学年が入れ替わるため、

保育所からお休みの要請が出ており、

土曜日は治さんが仕事。

なので、木・金・土、ぺっちゃん、あおちゃんとがっつり過ごしました。

1ヶ月の保育料払ってるんだし、要請するなら日割でお金返してほしいけど、

そういう発想は保育の現場には通用しないことが、だんだんわかってきました。

 

 

それはさておき、この3日間、お天気もそこそこ良かったし、

子どもたちと公園で過ごす時間が多かったです。

 

 

1日目。

ぺっちゃんの同級生のお母さんたち5人、

いわゆるママ友さんたち、

それぞれの子ども各2人、

総勢15名で公園ピクニックをしました。

疲れた、でも行って良かった。

 

ぺっちゃん、あおちゃんを一人でみる自信がなく、

特にぺっちゃんにとっては、ママに付き合って参加したピクニック。

ママがこの場所にいたいのを察して、頑張って遊んでくれました。

やっぱり大人数は苦手と再認識しつつも学んだこと。

それは、子どもが遊ぶ姿を監視したり、不必要に観察したりしない方が、

子どもはのびのびと過ごせるということ。

幼い頃それをされて嫌だった記憶がよみがえり、

親になった自分がそれをしてしまっていることに気がつけたのは良かったです。

 

 

2日目。

午前中、近所の公園で遊んでいると、

たまたま、ぺっちゃんの同級生とそのお母さんたちが来て、

少しお話しました。

保育園で時々お話する人たちだけど、わざわざ約束するほどの仲良しでもないので、

ここで偶然にも会ってお話できて良かった、そんな時間でした。

 

ぺっちゃんの同級生のいつも完璧に見える子も、

保育園の外ではグズることもあるんだな、当たり前だけど。

そういう姿を見て、完璧に見えていたその子を、もっと好きになりました。

グズっても、何しても、大人が思い描く子ども、という幻想を、

どんどんぶち壊して欲しいです。

ぺっちゃんにも、他の子どもたちにも。

 

 

3日目。

午前中、お友達のりんちゃんとお母さんが遊びに来てくれて、

そのあと、りんちゃんと一緒に体操教室に行って、

帰って、あおちゃんが昼寝から起きたら、近所の公園へ。

 

小学生たちが大勢遊んでいる中でも、ぺっちゃんは割と平気で、

一緒に遊具で遊んだりします。

あおちゃんもそれに付いていきます。

小学生のお姉さんたちがぺっちゃんに、何気に優しくしてくれて、

ぺっちゃんもそれを感じ取って、一緒に遊ぶわけじゃないけど、

小学生のお姉さんたちが好きで近寄っていきます。

 

気になる人に自分から近寄って行く性格は私も同じで、

この3年で、信じられないくらい、たくさんのお母さんたち、

そして、ぺっちゃん、あおちゃんと年が近い子どもたちと、

知り合うことができました。

とても嬉しいし、心強いことです。

 

けど、公園で遊んでて、たまたま一緒になった人と、

お話をする機会があったり、なかったりすること。

出会う人それぞれに、ペースや置かれている状況があり、

その場の空気感で、同じ時間を共有すること。

そういう肩の力が抜けた、人との交わりも悪くないなと思えた、

3日目の公園でした。

 

 

あおちゃんの慣らし保育が終わったら、職場に復帰します。

2年前の復帰の時と同じく、職場にいい風を吹かせられる人でありたい。

そう思っています。

実際は、それ以上に、やるべきこと、期待してもらっていること、

あるんだけど、肩の力を抜いて働けたら幸せだなと、

そうありたいなと、この3日間の公園を経て、思いました。

 

そのためには、こんな夜更かしはあんまりよくないんだけど。

健康管理、とても大事なんだけど。

でも、おととい、冷蔵庫にずっと置いてあった缶ビールを飲みながら、

煮込んだ筍をつまむ、至福のひとときがあり、

たまになら良いのではないかと、自分に甘いかもだけど思うわけです。

 

 

子育てしてたら、そして仕事もしてるって言ったら、

大抵、「大変やけど、頑張ってね」って、

優しい言葉をかけてくれる人が多いです。

 

そうなんだけど、大変だからこそ、

子どもたちの破壊的な成長力から、

また、子どもを通して出会える人や環境から、

多くを感じ、多くを学びたい。

 

地獄まで行かないけど、毎日カオスを突きつけられ、

自分の時間をなかなか持てない中で、自分を保たなければいけない、

そんなハードな日々の対価が、たまにだけど、ある日突然降ってくる。

この公園での3日間みたいに。

子育て真っ最中です。

 

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久しぶりの音楽

今日、ぺっちゃんが寝る前に、

「ママ、音楽聴きたい」と言ってきて、二人で音楽を聴きました。

エーデルワイスライオン・キング、ドレミの歌。

治さんもあおちゃんも先に寝て、

リビングで音量を落としたパソコンから流れるメロディに、

ぺっちゃんと二人で耳をすませる。

至福の時でした。

 

普段、子供二人が家にいるとカオスでしかなくて、

一緒に遊ぶ時もあれば、子供の「遊んで!」をほっといて家事したり、

あおちゃんをいじめるぺっちゃんを叱ったり、

音楽どころかテレビの音さえも耳に入ってこない。

そんな嵐の日々に、突如現れたぺっちゃんとの音楽タイム。

 

教科書に載っているようなスタンダードの素晴らしさが、

子どもと聴くと心に沁みます。

これからもたくさんの素晴らしい旋律を聴いてほしいし、

一緒に聴きたい。一緒に歌いたい。

ぺっちゃんとの素敵な夜でした。