新しい年によせて

深夜0時、数日分溜まった新聞をまとめて読む。

気になった記事を切り抜き、掲載日を書き込む。

「2021.1.6」

あ、2021年になってたのですね、とようやくの実感。

2000年になった時、「ミレニアム〜」とか叫ばれてたあの時から21年て。

私はいったいこの21年の間、何をしてきたの?

と問うてみたくもなるけど、そんな時間はないからしないんだけどさ。

 

 

昨年末に治さんが、自転車で5分で行ける会社から、

通勤に45分ほどかかる会社に転職しました。

そのおかげで、育児負担が半端なくこちらにかかってきて、

家事と育児のルーティンが繰り返されて1日が終わっていく日々です。

あおちゃんはともかく、ぺっちゃんが「抱っこ、抱っこ」と無邪気に要求してきて、

それに気前よく応えてたら、本気で膝痛くなってきた。

高齢出産のツライ現実です。(泣)

 

 

それでも、ルーティンに身を呈する(日本語あってるか?)のって、

けっこう楽しい。

あおちゃんが、ママが消えたのに気付いて追いかけてくる前に洗濯機回せるか?!

ぺっちゃんが、「お腹すいた。ママ、ごはん、ちょーだい」って言う前に、

明日の保育所の持ち物準備できるか?!

そのミッションを、家中小走りしながら達成していくのも、小さな快感です。

 

 

2018年、2019年、2020年は、新米ママだった私。

治さんという強力なパートナーが片道5分で帰ってきて、

バンバン家事育児してくれてたけど、

「そろそろ君も、夫に甘えずに、子供たちとの時間を過ごしてみなさい」という、

神様のご配慮があってのこの状態なのかな。

だとするなら、この冬、カサカサの手に人生で初めて赤切れができたことが暗示するように、

私は、お母さんとしての新たなフェーズを向かえ、今までよりちょっと複雑で、

喜びと哀愁が絶妙に織り込まれた、お母さんの第2ステージにやってきたのかな。

あ、カサカサの手と赤切れは、お母さんの象徴ってことで。

周囲のお母さんたち、年季入ってる人たち(ごめんなさい)はみんな、手がカサカサです。

 

 

そんなわけで、今年の目標は、子供たちの前で夫婦ゲンカをしないこと、

でしょうか、、、

いや、無理無理。

ケンカしても仲直りできるよう、アンガーマネジメントは意識しておこう。

今年の目標はありません。

ただ、ひたすら目の前のことをやるだけ。

しいて言うなら、子育てを楽しむことです。

今年もよろしくお願いします。

 

ただの文句言いではなく、社会に一石(めっちゃ小さな石ころ)を投じる人へ

気がつけば今年もあと2ヶ月ほど。

「時間よ、待ってくれ〜」と時間を追いかける日々です。

 

2人の子どもが我が家に来てくれて、

幸せも大変さも、子ども2人分しっかりいただいているのですが、

なんというか「手が足りない」感がやっぱりすごくあって、

実家の母たちの助けはもちろん、

保育所子育て支援センターなど行政の子育て支援サービスを使い倒してます。

 

そんな中、本当にちょっとした違和感(モヤモヤ)を感じることが最近たまにあります。

例えば、お母さんと赤ちゃんのための”赤ちゃんサロン”では、赤ちゃんと一緒に上の子も連れて行けるのに、

お父さんと赤ちゃんのための”パパのための赤ちゃんサロン”では、上の子は連れていけないのです。

理由を聞くと、「お母さんと上の子ちゃんの時間を作るためでもあるから」、

また「お父さん1人で上の子ちゃんと赤ちゃんをみるのはちょっと辛いから」

なのだそうです。

 

う〜ん、とりあえず、治さんに関しては、上の子&赤ちゃんをみるのは私より上手い。

お母さんと上の子ちゃんの時間、、、いるかな〜?

ぺっちゃんは「いる!」って言うやろうけど、もしその時間にお母さんが仕事入ってたらどうなるの?

その時間に上の子をみれない家庭は、”パパのための赤ちゃんサロン”いけないよね。

 

モヤモヤは他にもあるのですが、小さいことすぎて書くのもめんどくさい。

でも一つ言えることは、「お母さんと赤ちゃん(子ども)」が常にセットで語られる社会的刷り込み。

ほんと、どうにかならんか。

「お父さんと赤ちゃん(子ども)」という組み合わせも、もっと増やしてこうよ〜!

いつからか知らんけど、長い長い時間をかけて刷り込み続けられたことを変えるのは難しいよね、きっと。

 

でも、私、思ったのです。

保護者会の役員にたまたまくじで当たってしまって、いろんなお母さんたちの考えに触れる機会があるのですが、

モヤモヤした時に声をあげること、これがとても大事だということ。

 

今、私たち母親が得られる育休制度などの様々な社会的サポートも、

これまでに先輩ママさんたちのたくさんの声が反映されているんだなぁ。。

だったら、自分が感じたモヤモヤも飲み込むのではなく、

一つの意見として担当の方に伝えることで、

次に続く子育てする人たちの一助になるのでは、、と思い、

いや、それを信じて、モンスターペアレントと思われない程度に、

色々方法を考えながら意見を言わせていただいています。

ただの文句言いにならないよう、気をつけたい。

 

深まる秋。

ぺっちゃんのオムツ卒業が少し見えてきました。

早くオムツ地獄から解放してくれ〜。

そしたら次は、おもらしの世界へようこそ、なのかな(笑)

 

 

 

今年のお盆

もー、また眠れへん。

年に何回かやってくる、このどうしようもない時間。

こんなPC開けてたらブルーライト浴びてよけい寝れへんのやけど。

 

なかなか遠出もできないこのお盆ですが、

もともと私も治さんも実家近いし、お盆に遠出しないのは毎度のことです。

このお盆の楽しみは、治さんのおばあちゃんのお家に家族で行くことと、

うちの実家でビニールプールしに行くことくらい。

 

治さんのおばあちゃんは昨年末亡くなられましたが、

治さんのお母さんのご兄妹とその娘・息子、そして孫たちが集まるとても賑やかな家。

ぺっちゃんも、昨年、年上のお兄ちゃん・お姉ちゃんにたくさん遊んでもらって大喜びでした。

今年のお盆はあおちゃんをお披露目したかったけど、コロナの影響で集まるのは難しいかな。

 

このおばあちゃんのお家の人たち、とても信心深いというか、

先祖を大事にする、いや、先祖を身近に感じているというべきか。

治さんのお母さんのお兄さん、その息子(治さんにとってはいとこ)のTくん、

そしてTくんの妹さんの娘さん(中2)、このお二人がその”感じる力”が強くて、

前回行った時は、「おばあちゃんが玄関に来てる」とか「おばあちゃんがぺっちゃんを抱っこしたいといってる」とか色々教えてくれはります。

その時、お二人はすごく寒くなるみたいで、うずくまったり横になったりしながら、

玄関から入ってきた亡きおばあちゃんの様子を報告してくれます。

 

あ、これは悪口でもなければ、怖い話でもありません。

本当に感じてるというから、私も信じるしかないし、

大勢人がいるからか、みんなが「ふ〜ん」て感じで聞いてるからか、

怖いとかあまり思わず、「そうなのね」と私も思えてしまう。

とても人が良く、みんなに愛されたおばあちゃんだったから、

「あ〜、帰って来たん」とみんなに迎えてもらえるのかもしれません。

この話をうちの母にしたら、ちょっと引きながらも笑ってた。

 

色々な人がいるものです。

そして、絶対に信じていなかったことも、案外スッと受け入れられるものなんだな。

今年のお盆はあおちゃんも抱っこしてもらえるのかな。

 

朝からジュースを飲む不良2歳児と、うらやましい7ヶ月。

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子育ては、情報戦だ

今日、いや、もう昨日ですが、某英語のテストを受けてきました。

ちょっと前までまじめに頑張ったこともあったけど、

2人の子どもを育ててるので許してください的な甘えもあり、

先週は一度も勉強せずの結果、撃チンでした。

イチから出直しやな。

でも、世の中にはお勉強より楽しいことがたくさんあるから困るのよねー。

 

そういえば、先週の金曜日、ぺっちゃんを保育園に送るとき、

あおちゃんを先に車に積んでたら、玄関の鍵がカチっとかかる音がして、

これまで生きてきた中でまあまあ恐怖なできごと、

ぺっちゃんが自分で家の鍵をかけ、開け方わからず閉じ込められる、

っていうことがありました。

(鍵かけるのだけはいっちょ前にやる)

 

家の鍵(持ち歩く方)もケータイもカバンも家の中で、

「反対に回してみ!」

「カチャってもっかいやってみ!」

って外から声かけてもできない様子。

困り果てたけど、ここは一旦ぺっちゃんを置いといて、

治さんの会社まで(車で3分くらい)鍵もらいに行くしかないと思い、

「ぺっちゃん、パパに鍵もらってくるから、お家の中で絵本読んで待っとき!」

と言い残して、ダッシュで鍵もらいに車を走らせました。

 

大急ぎで帰ってきて、ぺっちゃん一人ぼっちで心細くて泣いてるかなと思って、

鍵開けて中に入ったら、ほんとに本読んでた!!

しかも、

「ちょっと時間かかるからな!」って言ったからか、

何冊か読む本を積んでたとこが健気でした。

よく頑張ったね。

ママ、ちょっと涙出ました。

あおちゃんが閉じ込めに巻き込まれなかったのが、不幸中の幸いで。

きっと火がついたように泣いていたことでしょう。

 

で、ぺっちゃんを無事に保育園へ送って帰ってきたら、

朝のゴミ出しで治さんが勝手口の鍵を閉め忘れてた、っていうオチ。

私の涙を返せ。

それにしても、鍵の開け方も覚えてもらわねば。

 

 

また別の人の子育てインスタを見だした今日この頃。

今度は落ち込まないように心の準備もして。

子育てに情報は必要だしね。

 

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ぺっちゃん、いつもママを助けてくれてアリガトウ。

 

 

 

 

 

 

Do what I want.

最近のぺっちゃんの可愛いかったひと言。

 

ママに抱っこしてもらって甘えてる時にあおちゃんが泣き出し、

おばあちゃんから「そろそろ代わってあげて」と言われて、

「も〜、な〜に〜、今ママ中から〜!」

可愛いすぎてキュン死するかと思った。

 

こんなに可愛いのに、ぺっちゃんは大人になったら、

人生で最高に可愛いんじゃないかと思われる2歳児の頃を覚えてないんやろな。

そう思うとなんかホロっとするけど、

脳の記憶には残らなくても、ママに抱っこしてもらって感じた愛情を、

心の記憶としてずっと持ってて欲しい。

そう思って、2歳児と0歳児、個性の違う2人の暴れん坊と過ごす毎日です。

 

 

人と会えない2月〜5月の約4ヶ月間、辛かった〜。

人と会うって、とても大事なことなんですね。

会わなくても生きていけるのに、なんでだろう。

少しづつ会いたい人たちに会えるようになってきて、

硬くなった心が解きほぐされていく感じです。

 

この育休中にやっときたいこと、やらないといけないこと、

色々あるんだけど、

やりたいことをやろう、ふとそう思えたのが今日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぺっちゃんとユーチューバイ

最近、ぺっちゃんの発言に「?」となることが時々あります。

例えば、彼女がヨーグルトや牛乳を床にこぼしてしまった時、

快く拭いてあげると、

「ありがとう♪あ〜んぱ〜んま〜ん」とお礼を言われたり、

さきちゃん、ボール遊びしよ!」とボール遊びに誘ってきたり。

 

これらの発言は、全てユーチューブで観た動画の中で、

どこかの子供が発している言葉です。

ぺっちゃんもそれをマネしてるんですが、笑っていいのかどうなのか。

だいたい、さきちゃんて誰や?!

 

ユーチューブ先生には、いつも本当にお世話になっています。

が、そんなものを使って育児をするのは良くない!と言う、

なんと言うか、風当たりみたいなものも感じるし、

自分でも本当に良いのだろうか・・と逡巡する瞬間が度々あります。

 

これに関して、答えはない。

と言うか、答えは未来のぺっちゃんにありますよね。

20年ほど先の未来で、彼女が自分の頭でものを考え、

他人の痛みを理解し労われる人間になれてるのなら、別に構わないのですが。

一日何時間までなら良いのか、どんな動画なら許されるのか、

答えがあるなら誰か教えて欲しい。

 

ただ、答えがないことを前提にした今の我が家のスタンスは、

ユーチューブとかそういう比較的新しいアイテムと、上手に付き合うことです。

ぺっちゃんはユーチューブが大好きなのですが、

観れる時間は、あおちゃんの朝寝の時と、

車の移動中(お歌を歌って過ごすことも)、

そして、夕方頃に疲れた時のリラックスタイムです。

 

ありがたいことに、ぺっちゃんはこれらのタイミングでしか、

ママもパパもユーチューブを観て欲しくないことを理解しています。

そして、もう観れないとわかったら、タブレットを持つ手にはまだ力が入りつつも、

「また、ねんねして、明日見ような」と、

明日の使用を確認(念押し)して、タブレットを手放します。

ユーチューブを見過ぎると、不機嫌になったり、

余計に疲れることを、本人もだいぶわかってきたようです。

 

現代の子育ての難しさ。

便利過ぎる時代に、逆に子供から貴重な経験を奪っているのではないかという不安。

いろいろあるけど、できることをやっていくしかない。

子育てって諦めと共にあるのかもしれない、と言ったらやる気なさすぎでしょうか。

 

でも、ひとつだけわかったのは、ユーチューブに限らず、

子供をよく観察するということがとても大事だということ。

昨日と同じようで、昨日よりほんの数ミリ成長している。

その数ミリを見つけて喜ぶことが、最近のマイブームです。

いつか、ユーチューブじゃない何か、夢中になれるものを見つけてくれたら嬉しいな。

 

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ぺ:えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ♪

ママ:そんな歌どこで習ったん?

ぺ:え〜と、ユーチューバイでみた。(梅の一種のようだ)

最近、ピンクのことを「しずかちゃん」と言うぺっちゃんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の、もとい、私たちの子育て

今日、子育て支援センターの育児相談なるものに、

ぺっちゃん、あおちゃんと3人で行ってきました。

「赤ちゃんサロンはいつ開催されるのか」と私が何度も問い合わせるものだから、

支援センターの先生が心配して「気軽においで」とセッティングしてくださいました。

 

特にこれといった相談ごとがあるわけではないけど、

漠然とした子育てへの不安、日々のイライラ、グチ、、、

色々吐き出して、スッキリ。

よくお話させていただくS先生という年齢も近い方なので、

相談というよりは、子育てトーク+アルファみたいな感じでした。

 

突然ですが、ぺっちゃんはお肉と生野菜が苦手です。

なんならご飯食べるより遊んでたい子です。

これがよその子なら「ふーん」の一言(ごめんなさい)なのですが、

我が子なので、ほっとくわけにもいかず、

褒めたり、「これ食べたらばあばが喜ぶよ」とばあばを登場させてみたりしながら、

毎度、四苦八苦です。

人生でこんなに人をおだてたことないよ、ほんとに。

 

食べる、箸を使う、パジャマを着る、ボタンをはめる、

トイレでおしっこ・ウンチをする、エトセトラ。

人間の営みを教えるのって、めちゃくちゃ大変。

「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」

(You can take a horse to the water, but you can't make him drink.)

とはよく言ったものだ。

 

時にはどうでもよくなってきて、「お好きにどうぞ」しちゃってますが、

ほんとに少しづつだけどできるようになってきている、

というか、(ぺ)が頑張ろうとしているのがわかる。

だから、私も治さんも、振り回されながらも頑張れるんだな。

そんなわけで、今日は生のトマトを2口食べました。

ママとパパの大げさな拍手に、得意顔で「ばあばに教えたげよな」

と何度も言う(ぺ)でした。

これからも、一つずつ「できた!」を重ねていけたらいいな。

 

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子育てネタばかりだけど、ほんとに子育てしかしていない日々なもので。