ぺっちゃんとユーチューバイ

最近、ぺっちゃんの発言に「?」となることが時々あります。

例えば、彼女がヨーグルトや牛乳を床にこぼしてしまった時、

快く拭いてあげると、

「ありがとう♪あ〜んぱ〜んま〜ん」とお礼を言われたり、

さきちゃん、ボール遊びしよ!」とボール遊びに誘ってきたり。

 

これらの発言は、全てユーチューブで観た動画の中で、

どこかの子供が発している言葉です。

ぺっちゃんもそれをマネしてるんですが、笑っていいのかどうなのか。

だいたい、さきちゃんて誰や?!

 

ユーチューブ先生には、いつも本当にお世話になっています。

が、そんなものを使って育児をするのは良くない!と言う、

なんと言うか、風当たりみたいなものも感じるし、

自分でも本当に良いのだろうか・・と逡巡する瞬間が度々あります。

 

これに関して、答えはない。

と言うか、答えは未来のぺっちゃんにありますよね。

20年ほど先の未来で、彼女が自分の頭でものを考え、

他人の痛みを理解し労われる人間になれてるのなら、別に構わないのですが。

一日何時間までなら良いのか、どんな動画なら許されるのか、

答えがあるなら誰か教えて欲しい。

 

ただ、答えがないことを前提にした今の我が家のスタンスは、

ユーチューブとかそういう比較的新しいアイテムと、上手に付き合うことです。

ぺっちゃんはユーチューブが大好きなのですが、

観れる時間は、あおちゃんの朝寝の時と、

車の移動中(お歌を歌って過ごすことも)、

そして、夕方頃に疲れた時のリラックスタイムです。

 

ありがたいことに、ぺっちゃんはこれらのタイミングでしか、

ママもパパもユーチューブを観て欲しくないことを理解しています。

そして、もう観れないとわかったら、タブレットを持つ手にはまだ力が入りつつも、

「また、ねんねして、明日見ような」と、

明日の使用を確認(念押し)して、タブレットを手放します。

ユーチューブを見過ぎると、不機嫌になったり、

余計に疲れることを、本人もだいぶわかってきたようです。

 

現代の子育ての難しさ。

便利過ぎる時代に、逆に子供から貴重な経験を奪っているのではないかという不安。

いろいろあるけど、できることをやっていくしかない。

子育てって諦めと共にあるのかもしれない、と言ったらやる気なさすぎでしょうか。

 

でも、ひとつだけわかったのは、ユーチューブに限らず、

子供をよく観察するということがとても大事だということ。

昨日と同じようで、昨日よりほんの数ミリ成長している。

その数ミリを見つけて喜ぶことが、最近のマイブームです。

いつか、ユーチューブじゃない何か、夢中になれるものを見つけてくれたら嬉しいな。

 

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ぺ:えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ♪

ママ:そんな歌どこで習ったん?

ぺ:え〜と、ユーチューバイでみた。(梅の一種のようだ)

最近、ピンクのことを「しずかちゃん」と言うぺっちゃんです。