とんびと同じランチを食べた日

この前、平日のお休みの日に、

京都で一番好きなパン屋さん、マハロヌイさんに行きました。

マハロヌイとは、ハワイの言葉で「ありがとうございます」なのだそうです。

なんだか、礼儀正しいですね。



私はここのサンドイッチがとても好きです。

新鮮な野菜とスパムと卵焼きが入ったのが、お気に入りです。

ここの店主さんは物静かな感じの人で、

お店もオシャレに見せようとか、センスよく見せようとか、

そういうのがほぼなくて、とにかくシンプル。



で、お休みの遅い午後、久々にマハロヌイさんに行きました。

そして、いつものサンドを注文。



気持ちの良い天気。

鴨川でシアワセとサンドイッチを同時に噛み締めようとした次の瞬間、

やられました。

とんびにサンドイッチを取られたのです!

正確に言うと、賢いとんびは、私がのんきに写真を撮ってる間、

「エモノがやってきた、シメシメ」と私の頭上を飛んで(いたのでしょう)、

サンドイッチを口に入れようとしたその瞬間に、

くちばしでサンドイッチを突ついて落とし、落ちたのを食べてました。



いやいや、とんびさん、それはないで。

これは明らかに悪意じゃないですか。

とんびとか鳥って、自分のやってることの善悪ってわかってるのかな。

あんなに賢い手口を使う脳があるなら、

私がサンドイッチ取られてどんな悲しかったかも想像してほしいよ、まったく。



とりあえず、突然のとんびの攻撃に完全にパニクり、

大声を上げて、近くを通りかかったお姉さんに助けてもらうという、

そんなことがありました。

あ〜、怖かった。

空からランチを攻撃されるなんて、想像もしてなかったし。

なんでも経験ですね。