芽生えた変化

年が明けて3週間あまり。

治さんと同じタイミングで起きて、

治さんの朝ご飯とお弁当を作り、治さんを送り出したら訪れる一人ぼっちの時間。

ちょっとした郊外に引っ越したこともあり、

また大きなお腹の妊婦としては、

なかなか出歩くことも難しく、

基本的にはひきこもりの日々です。



そして、臨月になると胎動が少なくなると聞いていたのに、

お腹の中の我が子は、私がリラックスしていると、ここぞとばかりに派手に動きます。

退屈してるのがわかるのかな。

遊んでくれてるのかな。

中からぐいーんって押されたら、ちょっと痛いんだけど、そんな瞬間が愛おしい。



このひきこもり的生活の中で、

家事を含め、できることはもちろんたくさんあるし、

やらないといけないこともあるし、

「仕事に復帰した時のために・・・」なんて考えることもありますが、

先日訪問してくれた助産師さんが、

「ゆっくりダラダラできるのは今だけ。」という言葉をかけてくれて、

なんとなく、頑張ることをやめました。



そして、その頑張ることをやめた生活の中、

当然、テレビを観る時間、本を読む時間はもちろん、

漠然と自分のことを考えたり振り返ったりする時間が増えてきます。

さっきNHKでやっていたマツコ・デラックスさんの対談番組を観て、この変化に気づいたんですが、

最前線で働き仕事から活力をもらっている人を、先週までは羨ましいと思っていたのに、

今は、羨ましいではなく、「自分は今、あそこにはいないんだな。」ということを感じ、受け入れはじめたというか。

仕事ではないことに向き合う時間が、始まろうとしています。



変化といえば、もう一つ。

最近、大相撲を応援するようになりました。

ファンではないけど、年末年始のゴタゴタで逆に応援したくなりました。

同じような体型だから、力士さんたちに親近感が湧いたのか、

単にテレビを観る時間帯が変わっただけなのか。

取り組みを観ていると、

小学2年生の頃、学童保育で一つ下の学年の男の子と相撲を取らされ、

自分は女の子だから負けるべきなのか、

年上だから勝つべきなのか、

どっちやろうと思いながら相撲を取り、

一応、勝つ方を選んだという、

ある種のジェンダー問題を抱いた体験を思い出します。



笑顔で過ごす、家族との時間を大切にする、

新しい自分と出会う、そんな1年にしたいです!

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。