「休暇」じゃなくて、立派な仕事

昨年の12月後半から、産休と育休を合わせて1年以上のお休みを頂く予定なのですが、

産前産後休暇、育児休暇の「休暇」という言葉に、完全に惑わされました。

全然、「休暇」じゃない〜!

少なくとも、私にとっては。



自分の時間が全然ないのです。

もちろん、仕事の時のピリリとした空気感とは違う場所で過ごしているし、

日々の生活の中で出会う人も、同じような月齢の赤ちゃんのお母さんたちが多いので、

どことなく、ゆったりした「休暇」っぽい空気の中にいることは確かなのですが。



でも、毎日育児をしていて、

一人の人間(赤ちゃん)を育てること、向き合うこと、

これって立派な仕事だよな〜、(お給料は発生しないけど)

と、思うのです。



赤ちゃんにもよるとは思いますが、

うちの姫に関して言えば、

おっぱいあげて、オムツ変えて、抱っこした上で(一日に何度も)、

自分の周りのことに興味を持ち出した彼女をエンターテインしていくのは、

ほんとに、ほんとに、大変なのです。

毎日、午後3時をすぎると、治さんが仕事から帰る時間を指折り数えてしまうほど。

育児「休暇」って呼び方、ぜったい変!

なんか違う言い方に変えるべき。



あ〜、自分の時間が欲しいよう。

そんな私の心の叫びに対して、

先日、子供の検診でお世話になっている保健師さんから、

「ん〜、それはお母さんたちの永遠のテーマだね〜」と、

どこか、(あきらめなはれ)というニュアンスを含んだコメントをいただきました。



そうなんですよね、子供を産み落とした以上、

今までのように自分の時間を、自分のためだけに使うのは、きっと無理なんですよね。

これからは(あの頃のように)自分の時間はない。

でも、時間のない中で、短くても、

日々の生活の中で、人生の中で、

輝く時間を拾い集めていこう。

あきらめと共に、新たな考え方にシフトチェンジです。



そんなこんなで、目下の楽しみは、7月に行われるテニスのウィンブルドン選手権を、

夜を徹してテレビ観戦すること。

ロンドンで行われてる試合の生中継なんて、職場勤めではなかなか最後まで観られないもんね。


ツンデレの我が家の姫が、時々見せる笑顔。

この笑顔を一つでもたくさん作っていくこと、

それが今の私の(もちろん治さんも)、大事な仕事なのかもしれません。