事件です!

初めて、記憶喪失の人に出会いました。


ランチタイムに、会社の近くの橋で信号待ちをしてて、

やっぱり渡らずに橋を渡ろうと思い左を向いたら、女の人が、地面にべったり倒れていたのです。


このとき、「あれ?」って思ったけど、「あ〜、倒れてはるわ〜」って、あんまり驚かなかった自分は、

ちょっと年取ったな、と頭の端っこで感じたり(そんな、悠長なこと言ってる場合ではない!)。


その人に、会社はどこかとか、会社員ではないなら家はどこか、などを聞いていくと、

自分の名前も、どこから来たかも、どこに住んでるかもわからない、との事。

所持品もなし。。。

一緒にその場にいたサラリーマンの方お二人も私も困ってしまいましたが、

近くの喫茶店写真屋さんの協力のもと、その人を休ませて、警察の人に引き渡しました。


不謹慎ではありますが、

その人に付いているとき、「私が側にいてあげよう!」みたいな、

ミョーな責任感というか、使命感というか、人の役に立てている嬉しさみたいなものを感じました。

全く知らない人と言葉を交わして協力できたこととかも。

全く、おめでたい性格です。


仕事しかしてない最近の、一番の事件でした。

でも、記憶喪失になったときのために、自分がどこの誰かを書いたメモを持っといた方がいいかもですよ。


さて、そんな事件とは全く関係ありませんが、夜のベランダタイムに聴く一曲です。

”爽やか”っていう言葉のイメージは、私の中ではこの曲です。