サンフランシスコ交響楽団

サンフランシスコ交響楽団の演奏を聴くためだけに、

東京に遠征してきました。

なんて、贅沢!




一流オケを、生で(ということは高いお金を払って)聴くなら、

ヨーロッパのオケだろう!と思っていましたが、この本を読んで、

サンフランシスコ交響楽団(SFS)とアメリカのオーケストラにがぜん興味が湧きました。


オーケストラは未来をつくる マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦

オーケストラは未来をつくる マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦


「オーケストラは未来をつくる」

タイトルがいいですよね。




そして、昨日聴いたSFSとユジャ・ワン(中国人ピアニスト)の共演、素晴らしかったです!

オケのマラ5も素晴らしかった!

ホルン、めちゃくちゃかっこよかったです。もちろんトランペットも。

マイケル・ティルソン・トーマスという指揮者は、

お客様をエンターテインすることを喜びとする人であり

(第1部のアンコールでは、ユジャさんと連弾していました!)、

音楽やオーケストラを非常に深いレベルで理解し、それを表出する方です。

そして、「常に新しいものを探求する」方だそうです。

(詳しくは上記の本参照です!)




SFSの演奏を生で聴けたこと、

サントリーホールに集まった人たちと演奏者たちとあの時間を共有できたことは、

私にとって素晴らしい経験になりました。

マラ5の演奏が終わったら「ブラボー!」の嵐でしたが、けっきょくアンコールはなし。

でも、お客さんたちは拍手を辞めず、オーケストラが舞台を去った後も、

舞台に駆け寄って拍手を続け、それにティルソン・トーマスさんが何度も応えていました。

「みんな、この人が大好きなんだな」と思いました。とてもいい光景でした。


※終演の時間が過ぎて、オーケストラ団員が舞台を去っても、なかなか帰らないお客さんたち。