去年は、とてもたくさん本を読みました。
たくさんと言っても、せいぜい5〜6冊かそこらですが。
行政で文化芸術に関わる仕事をして、いかにこの分野がマイナーか、
マイノリティであるかを思い知りもがく中、何かを掴むために本を読んでいたな。
普段なら読まないような硬い本が多くて、我ながら頑張ったと思う。
(自分で自分を褒めます)
そして、最近読み終えた、というか10年以上ぶりに再読した本。
「小澤征爾さんと、音楽について話をする」
新潮社
めっちゃ素敵な憧れの大先輩の会話を、近くに座って聴いているような、
密やかな興奮と心満たされる豊かな時間。
村上春樹さんは、やっぱりすごい人だなぁと思うし、
小澤征爾さんは、ほんとに特別な人だなぁと思う。
(どんな感想や)
そして、二人の話の内容を理解できる自分が嬉しい。
ついついスマホを開けて、インスタ をチェックしがちですが、
読書から得られる濃密な時間も大事にしたいものだ。