きのう、MRI検査というものを受けた。
テレビドラマで見た、白い近未来的なドラム缶のようなものにベッドごと入れられ、
20分程じっとしてたけど、けっこう不思議な体験でした。
一番不思議だったのは、音。
ドック、ドックという鼓動の早さくらいのビートに乗って、
ピッ、ピッという病院独特の機会音がずっと流れている。
時おり、ビーッというブザーのような音(ブザーとともに撮影開始?)や、
ドンッ、ドンッという大だいこみたいな音が鳴り響く。
小さい頃からこの手のことには恐がりなので、
今地震が起こって、この白いドラム缶がぺちゃってつぶれたらイヤやな、
とかしょうもないことのみが頭をよぎり、
緊張しすぎて手がしびれるという、なんか情けない検査だった。
身体の中をよりクリアに撮影するために(?)、造影剤というものを血管から流すんだけど、
あれも、なかなか気持ち悪い体験でした。
検査の結果は特に異常ナシとのことで、ほっと一安心。
お祝いに、天ぷらそばを食べてきました。
グルメレポートできるタイプではないのですが、一応感想。
「わざわざ新大宮商店街まで自転車走らせて行ったかいがあった。おいしかった。」
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先日、こんな質問を突然されて、ちょっとびっくりしました。
Do you think space developments by countries are waste of time and money?
(国家による宇宙開発は時間やお金のムダだと思いますか?)
ん〜、ムダとは思わないけど、、、、
それってけっこうなお金かかってますよね。
例えば、私が出張で東京行って帰ってくる費用と、宇宙飛行士一人が月に行って帰ってくる費用、
それだけでも、全然違いますよね。
自分が働く音楽というフィールドを見たとき、特に日本では顕著ですが、
音楽や芸術に対する予算は、国家予算全体の中では、なかなかに少ないです。
そういうことを考えたときに、宇宙開発も有益だと思うけど、
国家予算の分配についてもう少し考えてもらえたら嬉しい、
みたいなことを答えた気がします。
この宇宙開発の有益性というのは、その時の単なるトピックにすぎなかったのですが、
私に質問された方は、こんなことをおっしゃりました。
○宇宙開発は人類の科学技術の発展に大きく関わっている。
(100年先の人類のことを考えて、頭のいい人たちが研究とかをしてくれているんだろうね。)
○でも、どうせやるなら、国ごとじゃなくてみんなでお金を出し合ってやればもっと効率的にできるのに。
(そんなこと多分やってるけど、でも、やっぱり利害が絡むこともあるのかもですね。)
○宇宙開発には夢がある。
(うん、それはシロウトの私でもわかる。”果てしない”ものの探求は、夢がないとできないかも。)
○そして、宇宙というスペースにおいて、地球って、チリみたいにちっちゃくて、
その中で、今話題になっている、大陸と日本の間に浮かぶあの島とかこの島も、それはそれは小さなものであると。
そう考えると、ちっちゃいとこで争って、ばかなことやってるよね、人間て。
(は〜、なるほど。そうなるわけですね。。。)
例の、あの諸々の件について、ここからはワタシの意見です。
小さいから価値がないとは言えないと思う。
どんなに小さくても、大事なものは大事。それはしょうがない。
でも、なんか醜く見えるのは、自分のこと(もしくは自国のこと)しか考えてないように映るからだろうなと思う。
100年先の人類の幸せ、つまり、自分と時間をともにすることがない人の幸せを考えるくらいの、
宇宙的発想もたまにはあっていいんじゃないかって思う。
そういう余裕ぶったこと言ってると、さらに嫌われるのだろうか。もしくはなめられるのかな?
そんなときに思い出すのは、、、
小学校のときいじめられかけたワタシに、
お母さんから「人をいじめるようなしょうもないヤツはほっておけ」という指示が出され、
その通りムシしたら、いじめっ子は瞬時に黙りました。
ワタシのムシの仕方が、エラく怖かったのだと思います。
つまり、無言でも、スマートなやり方でも、戦う姿勢を示すことはできるのだと思う。
大事なことは、戦ったあと、勝者は敗者と手を取り合って、その後仲良くすることだと思う。
そんな簡単にいかないのが国際政治でしょうね。
でも、国際政治だって、宇宙空間で見れば、ほこりが舞ってるくらいのことにすぎないんだよね、きっと。
おともだちに影響されて、長々と書いちゃったよ。
腰が痛いよ。
でも、間違ってたとしても、自分の意見を言うことだけは大事だからね。
ということで、おやすみなさい。